ジェントル・ジャイアントのデレク・シャルマン自叙伝!

 デレク・シャルマンさんは、いうまでもなく我々プログレファンにとっては、紛れもなくジェントル・ジャイアントのフロントマンですが、意外に潔くミュージシャンは、廃業してしまった人物です。
 その後はレコード会社の重役になった・・らしい・・という話は聞いてはいると思いますが、考えてみれば、ミュージシャン以降の人生の方がずっと長いわけですからね〜。

 今回、「ステージライトからエグゼクティブの高みへのありえない旅」という副題がついた、シャルマンさんの伝記『Giant Steps』が、Jawboneから10月7日に出版されることが決まりました。

 ライターのジョン・ウィダーホーンさんが共同執筆した本作は、ミュージシャン本らしく、貴重な未公開写真も掲載され、ミュージシャンとして活躍した60年代サイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンド時代から、70年代のジェントル・ジャイアント時代のことが語られるのですが・・、面白いのが、副題にもある通り、ミュージシャン以降の活動、レコード会社の重役/A&Rマンとしてその後の人生についても掘り下げている点ですね。
 
 ジェントル・ジャイアントの活動終了後、シュルマンさんはレコード業界に転身し、ポリグラム、ATCO、ロードランナー・レコードなどのレーベルで重役を務めました。そこで彼は、ボン・ジョヴィ、ドリーム・シアター、スリップノット、パンテラ、メン・ウィズアウト・ハットなどの大物アーティストと契約し、育成したらしいですね。
 ジョン・ボン・ジョヴィさんは、「デレク・シュルマンは、その前からからあそこ(音楽業界)にいたんだ。オレたちは、チームとして共に成長した。生きながら学んだ。彼は、必要な時に頼れる本物のA&Rマンだった!」と語っています。


 
 ジェントル・ジャイアントの最初の2枚のアルバムをプロデュースしたトニー・ヴィスコンティ大先生による序文があるのもいいですね。
 ファンとしては複雑ですが・・・、金とは無縁なプログレ・ミュージシャンとして人生を送るより、音楽業界のエグゼクティブとしてその後の人生を送る方が、個人的には幸せだったことは間違いないでしょう。(笑)
 

コメントは受け付けていません。