フループのピーター・ファレリーが死去!

 有名ではないが、マニア向けプログレとしては価値の高さが揺るぎないグループ、北アイルランドのフループ<Fruupp>。そのベーシストで、ボーカリストのピーター・ファレリーさんが今週末になくなりました。76歳でした。
 フループの創立者で、ギターのビンセント・マッカースカーさんがFacebook上で発表したようです。
 フループは、ファンによる音源の発掘と再発プロジェクトが進んでいましたね。

 ファレリーさんは、確か昔聞いた話では、ギタリストだったのにベースに転向したみたいでしたが、実に独特のベースラインで、これがフルップの素晴らしさのひとつでしたね。
 最初のキーボード奏者、スティーブン・ヒューストンさん(この人は、3枚目のアルバムの後、バンドを離れ牧師になってしまいました!)は、同時にオーボエやチェロも演奏しましたが、ファレリーさんもクラシックを学んでいたので、フルートを演奏しましたね。
 あと、1枚目の「知られざる伝説」<Future Legends>と「七不思議」<Seven Secrets>のジェケットを飾る、異形のファンタジーイラストは、ファレリーさんの作品です。カラーサインペンで、点描をするという、オリジナルすぎる技法でした。

 フルップの伝記作家ロバート・コクランさん(『Masquerades – The Story of Fruupp』の著者)は、ファレリーさんの歌と演奏にこう賛辞を送っています。

「彼の雄弁なヴォーカルと洗練されたベース・ラインは、その崇高なテクニックがもっと評価されるべきだ。彼は、囁き声から叫び声まで楽々と歌い上げることができた。ファレリーがフリューアップに在籍していた頃、彼のレガシー(遺産)への支柱は、上質のヴィンテージ・ワインのようによく熟成していた。クレオ・レインとティム・ハーディンのようなジャズっぽさの間を行き来するような歌い方だったが、必要なときには最高の「ロック・アウト」ができた。彼の声には希有で繊細な雄弁さがある。」

 ファレリーさんは、フルップ解散後も、フループのドラマーのマーティン・フォイさん、ベルファストのギタリスト、ダニー・マクギネスさんという方と一緒に、クラウド<The Crowd>というローカルバンドをやっていたようですね。

 大変、残念です〜。R.I.P.!

 

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