ジェイミー・ミューアが死去!

 キング・クリムゾンさんの「太陽と戦慄」<Larks’ Tongues in Aspic>に参加したことで知られる、パーカッショニストで画家の、ジェイミー・ミューアさんが、(2025)2月17日、コーンウォールで弟ジョージさんに看取られて亡くなりました。享年82歳でした。
クリムゾンで短い間ながら一緒に活動したビル・ブルーフォードさんが確認されたようです。
 ま、いわゆるゲージュツ家肌の方ですね。
 舞台の上では、狼の皮をかぶり、口から血糊を滴らせてPA機材に飛び乗るなど、危ないパフォーマンスで有名です。あるステージでは、もう少しで落ちるところだったという話もありますね。
 即興集団の「ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー」に所属していたところを、フリップ教祖に引き抜かれて、クリムゾンに参加。
 その頃、イエスからクリムゾンに移籍していた、若いビル・ブルーフォードさんは、この人から随分と影響を受けたようですね。その頃のことを、こう回想しています。
「1973年の僕の結婚式のパーティーでの、ミューアとジョン・アンダーソンの会話が、(ジョンの言葉を借りれば)まさに僕の人生を変えてしまったんだ」とか。
 なんのことかはわかりませんが、何か論争でもしたのでしょうか?

 ミューアさんは、「太陽と戦慄」以降、唐突にクリムゾンを脱退、音信不通になったそうです。
 「彼は、ラブリーで芸術家肌で、子供のように優しい人だったが、暗い面も抱えていたに違いない」とブルフォードさんが評するミューアさん。「私やキング・クリムゾンの仲間たちとこれ以上関わりたくないと思っているのではないか」とブルフォードさんは、思っていたそうです。
 しかし、この頃ミューアさんは、インドの宗教家パラマハンサ・ヨガナンダの著書『あるヨギの自叙伝』を読んで感銘を受けたようで、80年代ごろまでスコットランド、フランス、インドなどで仏教修行に勤しんでいたらしいです。
 その後、音楽活動を再開しますが、80年代後半にはシーケンサーや楽器を売り払って渡米し、画家に転身します。
 まあ、ミュージシャン等よりアーチスト。ともあれ、R.I.P.!

80年代に音楽活動を再開し、デヴィッド・カニンガムの呼びかけでマイケル・ジャイルズらとともに参加した映画<Ghost Dance>のサントラ音源。

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